「それ」は、達也なのか和也なのか、おすぎなのかピーコなのか、ミキサーなのかジューサーなのか。どっちでも有りだし、どっちも無しでも構わない。
フォールス・コンセンサス効果
(False consensus effect)
他人も自分と同じように考えている、と勝手にみなすこと。
「私の意見が普通で当然でしょ?」って思い込むみたいなことかしらね~。
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それは、達也と和也。
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それは、おすぎとピーコ。
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じゃぁ、これは??ジューサーなの?ミキサーなの?両方なの??
うちに年季の入ったミキサーがある。
おうち時間が増えたことで運動量が減り、胃腸の働きが弱まってきた。
そこで積極的に食物繊維を摂ることにしたのだ。
だがしかし、一度に大量の生野菜を摂取するのは顎が疲れるし調理も面倒くさい。
ふと熱視線を感じ振り返ると、そこにはもう何百年も前から我が家のキッチンに鎮座しておられるミキサー様のお姿が…!
このお方に粉砕圧縮していただき、液状化した奴を体内に投入することに決めた。
キッチンの長老・ミキサー爺。
かつては白かったのであろう部分はいまや生成色に変色している。
使用した記憶が皆無である。いまも無事に動くのだろうか…。
心配しつつも冷蔵庫でくたびれていた大量の野菜をササッと洗い、適当にざく切りしてどかどかとぶち込みスイッチオンッ!
グギュルルルルッ…ゴキュッ…キュゥゥゥ~ブイィィィィィィーーンッ!
想像を絶する爆音。
足元にいた猫が衝撃を受けてベランダの外まで出てくレベル。
出だしの排水溝に何かが詰まったような苦しい音には、ヤバい予感しかしない。
ミキサー爺を使う前に一応きれいに洗ったけど、虫かなんか挟まってたのかな…。
そして数分後に「何か」が出来上がった。
それは緑とオレンジの中間の色をしていてどろりとしている。
ところどころに黄色い「小さい何か」が浮いている。
…。
ご老体に鞭打って励んでいただいた産物ですからね、しっかりと飲みましたよ。
ゴキュリッ…
「ママァーッ、柔らかいほうのティッシュとってー!
カハッッ!(白目)」
料理人平野レミさんのファンです。
面白いから。じゃなくて、真似すればお手軽に素材を活かした美味しい料理が作れそうだから。
レミさんを意識して大胆に素材の良さを活かそうとしたんだけど、ミキサー爺にはハードプレイだったみたい。
でね、話を戻すとその「何か」で一番ヤバかったのは食感でございました。
固形物の「何か」がジョリジョリじゃりじゃり歯に詰まる。
飲んだ後も口腔内はもちろん喉の奥にまで「何か」が張り付いてる気がする。
うん。あたしが求めてたのはジューサーなんだよ、たぶん。
ジューサーはブツを「斬る」とゆーより「潰す」殺(ヤ)り方なので、繊維が残りにくいらしい。
そこでさらに画像の話に戻るのでした。
あー。ジューサーがほしいのに、どれがジューサーなんだかわからない。
おまけにブレンダーという性格悪そうな第三の女も登場してきたし。
面倒くさくなって来ちゃったよ~。
もうさ、普通の野菜ジュース買えばよくない?
みんなもそう思うよね?だよね、思うよね。うん、そうしよう。解決
こういうのを「フォールス・コンセンサス効果」というのでしょうか。
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ちなみに。
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それは、たくやとかずや。