ちょっと前の音楽がひたすら泣かせにかかってくるからツライ。そしてちょっと気持ちいい。

先日部屋の大掃除をしていたら、本棚から何も書かれていないケースに入った無地のCDがでてきました。

「なんだっけ、これ…?」

それに関する記憶がまったく無かったので捨てちゃおっかなぁ~と思いつつも、怖いもの見たさでPCで再生してみたのです。

そしたら…。

 

泣ける邦楽が120%濃縮されてギュッと詰まっているCDでした。

 

中島みゆきさんの「化粧」
スターダストレビューの「木蓮の涙」
村下孝蔵さんの「初恋」

神野美伽さんの「手紙」
 etc (タイトルが不明なものとか)
 

よくよくケースをみたらこれをくださった方の名前が薄い小さな文字で書かれていました。

そこで一気に思い出したんです。

前の職場でお世話になった年配の男性上司でした。

 

当時はちょっと背伸びしてジャズなんかを聞いていたりして、たまに他のスタッフたちも交えてブルーノート東京とかにも連れて行ってもらっていました。

 

その方が私が退職するときに花束と一緒にくださったものでした。
てっきりジャズだと思って聴いたらしんみりしたポップスだったので、不義理な私は1回だけ再生して本棚にしまい込んでしまっていたのでした。

 

いまならものすごくよくこの曲たちの良さがわかります。
当時は元気だった祖父母は亡くなりました。

モテないなりにも何人かの方とお付き合いをして苦い別れをしたりしました。

 

いや、本当のところはわかってないのかもしれませんが、染み入るんです。

 

YouTubeで歌詞やその曲を聴いた人が書いたコメントを読むとさらに込み上げてくるものがあります。

 

このCDをかけながらみなさんのブログを拝見していると、たまに切ない胸の内を紡がれているページに辿り着くことがあります。

亡き人への想いや、辛い片想い、失恋、・・・。

 

もうね・・・相乗効果で涙が止まらなくなります。

見ず知らずの人にこんなに泣かれてるなんて、それを書いたブロガーさんは思い至りもしないんだろうなぁ、なんて冷静に思う第三者な自分もいるんですけどね。

 

とくに「化粧」がウルッときます。 

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感想(2件)

マスク着用のいま。
こんな心情って貴重ですよね…。

ある意味ポーカーフェイスで現代っぽいのでしょうか。

 

でも。泣くって人間に与えられた表現の一つ。

たまには心のデトックスにフル活用してみてはいかがでしょうか。

 

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